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植物の名前がよく分からなくても、シロツメクサの姿はご存じの方も多いかもしれません。クローバーとも呼ばれ、「四つ葉のクローバー」を見つけたことがある人もいらっしゃるのではと思います。ヨーロッパからやってきた帰化植物ですが、日本との付き合いは長く、1846年にオランダから持ち込まれたのが最初と言われています。
シロツメクサの「ツメ」は「詰める」から名付けられました。当時輸入されていた陶芸品などを守るために、乾燥させたシロツメクサをクッション材代わりに敷き詰めていたことが由来とのこと。牧草や緑肥にも使われ、近年では世界各国に分布しています。今のところ、国内では人的被害や農林業・生態系への著しい被害が認められないことから、外来種の中でも穏やかな距離感が保たれている種類なのではと感じます。
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