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新型コロナ最前線~特派員レポート<アジア>

韓国、2カ月半遅れて新学期 まず高3のみ登校 6月8日までに小中なども再開へ

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校舎の入り口で、体温のチェックを受ける生徒=ソウルの徳寿高校で2020年5月20日、渋江千春撮影

 韓国で20日、新型コロナウイルスの影響で約2カ月半延期されていた新学期の登校が始まった。この日は大学受験や就職を控える高校3年生のみが登校し、マスク姿で授業を受けた。6月8日までに高校1、2年生、小中学生などの登校も再開される予定だ。

 ソウル市東部の徳寿(トクス)高校では登校した3年生が校舎の入り口で体温のチェックを受けた。李宇振(イウジン)さん(18)は「友達に会えるのは楽しみだけれど、ナイトクラブで集団感染があったばかりなので、少し心配だ」と話した。

 学校現場は、感染防止に細心の注意を払う。教室を消毒し、生徒同士の席を1メートル以上離したほか、食堂のテーブルには席を1人ずつ分けるついたてを設置した。生徒は毎朝、発熱やせきの有無などを申告し、異常があれば登校できない。また、多くの学校では一度に登校する生徒数を制限し、通常の授業とオンライン授業を組み合わせて学習を進めることを検討している。

 一部の学校では初日から対応に追われた。20日未明に高3の男子生徒2人の感染が判明した仁川(インチョン)市では3校が登校開始を延期、63校は生徒を途中下校させた。

 韓国では当初、3月2日に新学期が始まる予定だった。新型コロナの新規感染者数が減少したため、教育省は5月4日、登校開始を13日に設定。だが8日にソウルのナイトクラブでの集団感染が判明し、登校はさらに1週間延期された。流行の完全な終息が見通せない中、教育省は無期限で先送りはできないと判断し、20日の登校開始を決めた。【ソウル渋江千春】

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