メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

どうなるWHO トランプ氏が突きつけた「最後通告」 中国との交渉、行く末は

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=AP

 世界保健機関(WHO)の年次総会は19日、新型コロナウイルスに対する初期の対応や、感染源の検証を事務局長に求めることなどを盛り込んだ決議を全会一致で採択し、閉幕した。米中両国の対立が激化する中、協力体制の維持を重視した形だが、WHOを「中国寄り」として批判する米国は脱退や恒久的な資金拠出停止をちらつかせており、今後、感染防止を含めた活動に支障が出る可能性もある。

 「WHOは行いを改めなければならない」。トランプ米大統領は19日、ホワイトハウスで記者団にそう語り、改めてWHOに組織改革を迫った。

 トランプ氏は18日、WHOのテドロス事務局長宛ての書簡で「最後通告」を突きつけた。WHOを「(発生初期に)中国の説明とは違う信頼できる情報があったのに独自調査を怠った」「中国の習近平国家主席がテドロス氏に緊急事態宣言を出さないように圧力をかけたと報じられている」などと批判し、WHOが中国の対応を「称賛し続けた」と不満をつづった。そのうえで、資金拠出の恒久停止と脱退検討を表明し「中国からの独立を示すことがWHOにとって前に進む唯一の道だ」と強調。30日以内に「実効性のある改革」に取り組むよう通知した。

 トランプ氏の強硬姿勢の裏には、11月の大統領選対策が透けて見える。米国の感染者数は150万人、…

この記事は有料記事です。

残り2910文字(全文3461文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ソウル市長、遺体で発見 「遺言」残し失踪 元秘書がセクハラ訴え

  2. あぶり出された若年層感染 中高年へ「感染及ぶ兆し」 東京最多224人

  3. 特権を問う 「Yナンバーに気をつけろ」沖縄移住の女性が体験した「基地の島」の現実とは?

  4. 東京都、新たに感染者224人確認 過去最多 新型コロナ

  5. 「健康とはほど遠い」 陰性になっても続く倦怠感と嗅覚障害 新型コロナ「後遺症」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです