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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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原爆死没者名簿「風通し」 117冊、1枚ずつ繰って傷みがないか確認

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原爆慰霊碑の前で原爆死没者名簿の「風通し」をする広島市職員ら=広島市中区で2020年5月20日午前9時22分、山田尚弘撮影
原爆慰霊碑の前で原爆死没者名簿の「風通し」をする広島市職員ら=広島市中区で2020年5月20日午前9時22分、山田尚弘撮影

 広島市中区の平和記念公園で20日、原爆慰霊碑の石室に納められた原爆死没者名簿を外気にさらし、湿気を払う「風通し」が営まれた。原爆投下時刻の午前8時15分に市職員が黙とうをささげて石室から117冊を取り出し、1枚ずつ繰って傷みがないか確認した。

 名簿には2019年8月5日までに死亡が確認された31万9186人分の氏名、亡くな…

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【広島・長崎原爆】

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