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野生ネコでは世界最小級 「砂漠の天使」スナネコ赤ちゃん 那須どうぶつ王国

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元気にミルクを飲むスナネコの赤ちゃん=栃木県那須町の那須どうぶつ王国で2020年5月20日午後4時14分、竹田直人撮影

 栃木県那須町の那須どうぶつ王国で、世界最小級の野生ネコ、スナネコの赤ちゃんがすくすくと育っている。スナネコの繁殖は日本動物園水族館協会加盟園では初めてで、成長すれば公開する予定。

 スナネコはアフリカ北部や西アジア、中央アジアの砂漠に生息し、大きいものでも体長約60センチ、体重3キロほど。大きな瞳や耳が愛らしく、「砂漠の天使」とも呼ばれる。過酷な砂漠の環境にも適応できるよう肉球まで毛に覆われている。

 赤ちゃんは同園で飼育されている雄ネコのシャリフと雌ネコのジャミールの間に、4月27日に生まれた。名前はまだない。現在、しっぽまでの長さは約20センチ、体重は約242グラムしかないが、飼育員の荒川友紀さん(28)が与えるミルクをごくごくと元気よく飲んでいた。

 新型コロナウイルスの影響で、同園は6月4日まで休園の予定だったが、国の緊急事態宣言から県が解除されたのを受け、5月23日から営業再開する(定休日は水、木曜)。スナネコの赤ちゃんの公開時期は未定だが、荒川さんは「この時代に赤ちゃんの誕生は明るいニュース。この子が大きくなって公開できる頃には、コロナも終息してくれていたら」と話していた。【竹田直人】

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