新型コロナ 4月訪日客99.9%減 宿泊業、倒産相次ぐ

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東京・築地の高級カプセルホテル「ファーストキャビン」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉業した=2020年5月12日、小坂剛志撮影
東京・築地の高級カプセルホテル「ファーストキャビン」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉業した=2020年5月12日、小坂剛志撮影

 観光庁が20日発表した4月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、前年同月比99・9%減の2900人と記録的な減少となった。減少幅は3月の93%減を上回り、過去最大を更新した。新型コロナウイルス感染拡大で、世界的に入国や渡航を制限する動きが広がり、5月以降も訪日客の回復は期待できない状況だ。

 1カ月の訪日外国人客数が1万人を下回ったのは1964年以降で初めて。政府は入国拒否の対象を計100カ国・地域に拡大しており、2900人は日本に長期滞在している外国人の再入国などが含まれるという。出国日本人数は3900人(前年同月比99・8%減)だった。

 訪日客への依存を高めていた宿泊業では、倒産が相次ぐ。4月24日、旅客機のファーストクラスをイメージした高級カプセルホテルを運営する「ファーストキャビン」が東京地裁に破産手続き開始を申請。直営5店舗の営業を終了し、従業員約440人を解雇した。帝国データバンクによると、関係会社4社を含めた負債は計37億円。毎日新聞の取材に応じた岸田登元社長は「業績が苦しかったところに新型コロナの直撃を受け、破産の引…

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