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検察官定年延長を問う

内閣の裁量で高検検事長らの定年延長を可能とする特例を盛り込んだ検察庁法改正案についてまとめます。

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黒川氏、際立つ調整手腕で法務官僚として実績 政界との「近さ」懸念も

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黒川弘務氏=2020年2月、玉城達郎撮影
黒川弘務氏=2020年2月、玉城達郎撮影

 黒川弘務東京高検検事長は早くから検事総長候補と目され、順調にキャリアを重ねてきた。ただ、法務官僚としての勤務が長く、2011年から検事長就任まで7年余、官房長、事務次官として国会対応を担った経験から、政界との近さへの懸念がつきまとった。

 黒川氏は東大を卒業し、1983年検事任官。東京地検特捜部にも在籍し、97年の4大証券による利益供与事件などに携わった。捜査検事としての評価も高いが、法務省での勤務が半分以上を占める。他省庁との交渉や国会対応で抜群の調整能力が評価されてきた。

 法務省から10年8月に松山地検検事正に転出した翌月、大阪地検特捜部による証拠改ざん事件が発覚すると、わずか2カ月で…

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