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ねぶた師・立田龍宝さん(35) 作ることが心の支え /青森

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ねぶたの骨組みをつくる立田龍宝さん=青森市の作業場で
ねぶたの骨組みをつくる立田龍宝さん=青森市の作業場で

 <あおもり人模様(ひともよう)>

 新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった今夏の「青森ねぶた祭」。15日、祭りで運行予定だった制作途中の大型ねぶたを青森市の施設に保管した。「また日の目を見る日は来るから。待っててほしい」。作りかけのねぶたに語りかけた。

 物心ついた時から、ねぶたが側にあった。幼少のころ、日曜になるといつも父親と一緒にねぶた小屋を訪れた。骨組みに和紙が貼られ、色つけが行われていく。訪れるごとにねぶたができあがっていき、完成したねぶたが街を練り歩く様子をみると胸が躍った。「ねぶたを作る人になりたい」と幼心に思っていた。

 小学生になると足しげくねぶた小屋に通った。5年生の時から、ねぶた師の内山龍星さんを手伝うようになり、中学2年で弟子入り。その後も修業を積み、大学卒業後は高校の教員をしながら、二足のわらじでねぶた作りに携わった。

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