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愛知県、遊園地など休業要請解除 振り回されたレゴランド、県在住者限定再開に

臨時休園のレゴランドに訪れた人たちに対応するスタッフ(左)=名古屋市港区で2020年2月29日午前10時15分、兵藤公治撮影

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 愛知県は22日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う遊園地やパチンコ店、ネットカフェなどへの休業要請を解除すると発表した。15日以降、段階的に解除してきたが、県の発表の表記がわかりにくく、一旦営業を再開、指摘を受けて22日に再休業に入った遊園地もあり、関係者に混乱が広がった。

 長久手市の県営公園「モリコロパーク」内にある遊園地は、委託先業者が17日に営業を再開したが、第三者の指摘を受け、22日に再び休業したばかりだ。県公園緑地課によると、15日以後の解除の動きを受けて公園内の施設が再開し、業者が遊園地も再開できると判断したためという。23日に改めて営業を始める。

 蒲郡市の複合リゾート施設「ラグーナテンボス」が運営するテーマパーク「ラグナシア」も、22日の営業再開を発表済みだったが、20日に県から指摘を受け、翌21日に再開延期を発表した。担当者は「県が休業要請を緩和した際の資料に、要請継続施設としてテーマパークや遊園地などの明記がなく、県営公園も再開しているので大丈夫だと思った」と明かす。

 名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」も同様の理由で一旦は営業再開を決めたが、同じく20日に県の指摘で21日に再開延期を発表した。

 ラグナシアとレゴランドは結局、23日から県内在住者に限って営業を再開することを改めて発表した。ラグナシアは検温やアルコール消毒、観客間の距離を取るため地面に線を引くなどの対策を取るという。

要請解除では一覧表添付せず

愛知県庁=鮫島弘樹撮影

 県は4月に独自の緊急事態宣言を出した際、休業要請の対象施設を詳しく示した一覧表を公表した。しかし、要請解除の際は「一覧表に変更はなく、探せば調べることは可能」として、一覧表を添付しなかった。大村秀章知事は22日の記者会見で、県の対応に問題はなかったとし、「事業者が問い合わせればよかった。混乱はしていない」と強調した。

 県は15日以降、休業要請を段階的に解除しており、22日の要請解除は第3弾となる。大村知事は「(21日まで)5日間連続して感染者ゼロで落ち着いている。速やかに日常生活に戻し、社会経済活動を再開することが大切だ」と説明した。営業再開にあたっては、業種ごとに国が定めたガイドラインに従い感染防止対策を求める。

ジム、クラブは要請継続

 一方で国内でクラスター(感染者集団)発生例のあるスポーツジムやナイトクラブなどは引き続き解除せず、県独自の「緊急事態宣言」期限の31日まで要請を続ける。大村知事は「国の宣言が全部解除されれば、県の宣言を続けることはない」とし、国が5都道県に出している宣言が解除された場合、県の宣言解除を前倒しする可能性を示唆した。【太田敦子】

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