中国国防費6.6%増19兆円 米に次ぐ規模 「強軍」路線継続 全人代開会

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中国の国防費の推移
中国の国防費の推移

 22日に公表された中国の2020年の国防費予算(中央政府分)は前年実績比6・6%増加し、経済の停滞が鮮明になる中で高水準を維持した。伸び率は鈍化傾向だが、予算額の1兆2680億元(約19兆1000億円)は米国に次ぐ規模となる。米国との対立を念頭に置き、先端技術を駆使した「強軍」路線は今後も続きそうだ。

 李克強首相は22日に開会した全国人民代表大会の政府活動報告で、軍が新型コロナウイルス対策で「果敢な重責を果たす気風を示した」と称賛。「人民戦争」と位置づけて、発生地となった湖北省武漢市などに軍を投入した成果を強調した。民間企業が兵器開発に参加してきた「軍民融合」路線を念頭に置き、李氏は「科学技術による軍の強化」を唱え、「軍と人民の団結」を呼びかけた。

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