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勉学も就活も…学生支援いろいろ 秋田の大学、図書郵送やウェブ面接スペース

学生向けに図書の発送準備をする秋田県立大の職員たち=秋田市の県立大秋田キャンパスで2020年5月21日、川口峻撮影

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 新型コロナウイルスの感染拡大で授業や就職活動に影響が出ている学生らを支援する動きが秋田県内で始まっている。

 授業が全てオンラインで行われ、人影がなく閑散とした県立大秋田キャンパス(秋田市)。新型コロナ拡大の前は、学外の利用者もいたという図書館で、職員が本の梱包(こんぽう)作業を進めていた。

 同大では授業や学習に必要な資料をメールで受け付け、無料で学生に郵送するサービスを11日から始めた。通常より貸出冊数の上限も増やし、返却期限も2週間から10月1日までに延ばした。既に20件の貸し出しがあったといい、10冊の依頼もあったという。学生からは「サービスが勉学のモチベーションにつながる」などの声が寄せられている。

 同大では学内からしかアクセスできなかった電子ブックやデータベースを学外からも利用できるようにするなど、学生の不便解消に努めている。司書の佐藤美穂さん(46)は「学生ごとに合わせた細やかなサービスが必要。求められる照会を行いたい」と話す。

 一方、県が県立大と国際教養大(同市)の学生を対象に実施したアンケートの中間集計では、8~11日に回答した970人の半数以上が就職活動への不安を訴えたという。新型コロナの影響で、企業側との直接の面接などが難しくなっていることに加え、景気悪化が確実視される中で求人数も落ち込むとみられることへ懸念が強まっている。

 こうした状況のなか、秋田市に貸しオフィスを持つ日本リージャスホールディングスとNTT東日本秋田支店は18日、就職を希望する大学生らが無料で使えるウェブ面接用スペースの提供を始めた。両社がインターネットが使える個室とカメラ付きパソコンや照明などの機材を用意した。期間は6月30日まで。

 NTTは「ICT(情報通信技術)企業として、県内で学生が抱える困りごとの解決に取り組む」としており、要望があれば、同社の若手社員が学生の就職相談にも応じるという。一方のリージャスは「学生の皆さんに快適な環境を提供し、将来の可能性を広げられるようサポートする」としている。利用はリージャス秋田駅前センター(018・801・1500)。【川口峻】

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