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感染者集計ミス、東京都連発 「ファクス1台に数百枚」 収集態勢改め

東京都で新型コロナウイルス感染者の集計ミスが発生した経緯

 東京都の新型コロナウイルス感染者数の集計で大規模なミスが相次いでいる。保健所から都への報告漏れや重複計上などが多数確認され、今月11日と21日に計123人を累計に追加した。ピーク時は1日200人超が確認されるなど、感染者の急増に都や保健所の作業が追いつかず、ファクス受信を基本とする情報収集態勢のもろさも一因となった。都は感染者情報を一元的に管理するデータベースの運用を始めるなどし、再発防止につなげる考えだ。

 「再び修正という事態に至り、深く反省すべきだと思っている」。2度目のミスが発覚した21日、都の担当者はこう謝罪した。都は報告漏れや重複計上により11日に76人、21日に47人を累計に追加。20日には11日発表の訂正資料で9人の性別と年代が間違っていたことも明らかにした。ある都幹部は「都も保健所もあまりに稚拙だ」とあきれる。

 感染症法に基づき、新型コロナの感染者を確認した医療機関は、患者の住所、氏名、症状などを記載した「発生届」を管轄の保健所に報告する。さらに保健所が都道府県に発生届を送ることで、各地の感染者数のデータが積み上がる。

 しかし、都内ではクラスター(感染者集団)が出た医療機関が混乱して報告をしていなかったり、都内31カ所の保健所からの発生届を集約する都庁のファクス機に送信が殺到して通信エラーが起きたりし、正確なデータを集められなかった。

 都関係者によると、医療機関がファクスした発生届は個人情報保護などのために感染者の氏名がイニシャルで書かれたり、一部が黒塗りにされたりしたものがあり、保健所が…

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