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リバティおおさか25日から最後の公開 6月に休館、22年移転はめど立たず

地域のランドマークともなってきた大阪人権博物館=大阪市浪速区で、戸田栄撮影

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 大阪人権博物館(リバティおおさか)が大阪市浪速区浪速西3の現在地から立ち退くことが決まり、25~31日に最後の一般公開が行われることになった。人権問題に特化した国内唯一の総合博物館だが、大阪市と土地の明け渡しを巡る裁判の結果、6月1日から休館し、2022年に別の場所で再建を目指すことに。新型コロナウイルスの影響で3月から臨時休館が続き、「最後の公開」が危ぶまれていたが、大阪での緊急事態宣言が解除されたことで、公開が実現した。

 同館は大阪府と大阪市などが出資する財団が1985年、市有地で開設した事実上の公的博物館だったが、橋下徹氏が知事・市長時代に補助金のあり方や展示内容を含む運営に異議を表明。市は15年7月、建物の解体と敷地の返還を求めて大阪地裁に提訴した。同館は「一方的な打ち切りは無効だ」などと反論したが、地裁が和解を勧告。21年6月までに土地を明け渡せば、15年4月以降の敷地賃料相当額(約1億9000万円)を免除する内容で和解する見通しで、関連議案が市議会に提案されている。

 同館は、被差別部落の解放運動を本格的に開始した全国水平社の結成100年にあたる22年に別の場所での新装オープンを目指すが移転先は決まっていない。新たな開館には相当な費用がかかるといい、博物館事業の収支を館単独で安定させることは難しく、具体的な計画はこれからだという。25~31日の開館時間は午前10時~午後5時、入場無料。【戸田栄】

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