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「福島の人を見習い、ここまでできた」 ラグビー代表最多出場の大野が引退会見

現役引退の記者会見にオンラインで臨むラグビー元日本代表の大野均=東芝提供

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 ラグビー日本代表として歴代最多のテストマッチ(国・地域代表試合)98試合出場を誇るロックの大野均(42)=東芝=が22日、オンラインで現役引退の記者会見を開いた。約1年前から膝の痛みに悩まされていた大野は「『灰になってもまだ燃える』が信条だが、日本代表が躍進し若手も台頭した。やり残したことはないと感じた」と述べた。

 福島県郡山市出身の大野は東北地区大学リーグの日大工学部でラグビーを始め、2001年に東芝府中(現東芝)入り。04年に日本代表デビューを果たすと、ワールドカップ(W杯)には、優勝候補の南アフリカを降した15年大会まで3大会連続で出場した。

 豊富な運動量で献身的なプレーが光った大野だが、昨年末からは走れないほど膝痛が悪化。調整を続けていたものの回復せず、1月に開幕したトップリーグには出場できなかった。大野は「ラグビーが好きで、声援に背を押されてここまで来られた。ただ、ここが限界なのかなと思った」と話した。

 故郷に対する思いも原動力になった。11年の東日本大震災などに触れ「一時でも苦しみを忘れられるようにとプレーしていた。福島の人は本当に強い。それを見習い、ここまでプレーできた」と敬意を表した。

 印象に残る試合としては、13年6月に東京・秩父宮ラグビー場でウェールズを23―8で破った一戦を挙げた。04年に0―98で敗れた相手に雪辱を果たし、「涙でグラウンドが見えなかった」という。

 今後は指導者への転身も視野に入れつつ、競技の普及や発展に努める。「自分にしかできない道を見つけて、日本ラグビー界に貢献してまいりたい」と決意を新たにした。【谷口拓未】

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