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「素朴で黙々と、一番の魅力」「ほんまに鉄人」 ラグビー大野引退にねぎらいの声

サンウルブズのメンバーとして出場し、激しいタックルをする大野均(下)=東京・秩父宮ラグビー場で2016年4月23日、小川昌宏撮影

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 ラグビー日本代表として歴代最多のテストマッチ(国・地域代表試合)98試合出場を誇るロックの大野均(42)=東芝=の現役引退を受け、ゆかりの人たちがラグビー界の鉄人へ思いを寄せた。

 「100キャップに届かないのが、均ちゃんらしい」と振り返るのは、東芝の前ゼネラルマネジャー(GM)で監督も務めた瀬川智広さん(49)=摂南大ラグビー部監督。大学からラグビーを始めて入団した大野について「素人同然でラグビーはうまくなかった。でも、『こんな人がいるのか』というくらい身体能力にたけていた」と懐かしむ。

 泥臭く献身的なプレースタイルと同様、性格も真っすぐだった。「人への悪口などは一回も聞いたことがない。素朴で、与えられたミッションを黙々とやり続けることができる。それが一番の魅力」と信頼を寄せていた。

 現役晩年、引退後の展望を尋ねたところ、逆に「どうしたらいいですか?」と質問されたという。「言われたことを一生懸命やるタイプ。今後は、彼のやりたい仕事ができることを願う」と語った。

 2015年ワールドカップ(W杯)に同じロックで出場した伊藤鐘史さん(39)=京産大ラグビー部監督=は、発表前に本人から引退の報告を受けていた。「ライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)し、一緒にたくさん走って、いっぱいお酒も飲んで、怒られたこともあった。本当に楽しかった」と懐かしむ。

 互いにプレースタイルで重なる部分はあったが、「2学年上なのにあそこまで体を張れる。ほんまに鉄人でした。あの姿が見られなくなるのは正直、寂しい」と惜しむ。今季から京産大の監督に就任した伊藤さんは「今後は、ともにラグビー界に貢献できるといい」と話した。【長宗拓弥】

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