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日本児童文学者協会、たなかしんさんに新人賞 『一富士茄子牛焦げルギー』

第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した『一富士茄子牛焦げルギー』(BL出版)

 画家で絵本作家のたなかしんさんが、毎日新聞朝刊の連載童話「読んであげて」の連載を基にした『一富士茄子牛(なすうし)焦げルギー』(BL出版)で第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した。

 たなかさんは、下地に明石海岸の砂を使い幻想的な絵を描き続けている。絵本も手がけ、長編小説は2作目。「絵か文章かの違いはあるが、自分の世界を外に表現したいという思いが根っこにある」と語る。

 2019年1月に連載された今作は、お正月に「おとん」が不思議な夢を見たと「ぼく」に語るところから始まる。夢の中で「おとん」がした「餅が焦げないように」という願い事が現実となり、2人は残された「もう一個の願い事」をどうするか考える。やがて「ぼく」は、酒気帯び運転の車にはねられ死んだ「おかん」を生き返らせることを提案する。

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