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富士登山鉄道 コロナの壁 山梨知事公約 地元説明会、開けぬまま 過去2回、構想頓挫 /静岡

富士山5合目まで車で登ることができる富士スバルラインの料金所。背景には雪化粧をした富士山がそびえている=山梨県で

 世界遺産・富士山に鉄道を――。2019年1月の山梨県知事選で初当選した長崎幸太郎知事が公約に掲げた「富士山登山鉄道」構想。その骨子案がまとまったものの、予定していた説明会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催できていない。この一見風変わりなアイデア。実は過去にも富士山に鉄道や交通環境を整備する構想が浮上したことがある。【野呂賢治】

 1960年代。地元の富士急行は、富士山5合目と山頂の間にトンネルを掘ってケーブルカーで結ぶ計画を公表した。同社は63年、運輸省(現・国土交通省)などに許可を申請したものの、反対の声に直面。74年に自然保護を考慮して申請を取り下げた。

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