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中国、「珍味」食習慣が変わる? コロナ感染対策で野生動物取引への規制強まる

中華料理店などで頻繁に目にするようになった取り分け用の箸=上海市内で2020年5月15日、工藤哲撮影

 「食大国」の中国で、口にする動物や、食べ方などの食習慣に変化の兆しが生まれている。新型コロナウイルスの感染対策の一環で、政府が野生動物を食べることや皿や箸の使い方への管理を強めているからだ。22日に北京で開会した全国人民代表大会(全人代=国会)でも、食習慣の見直しが議論される見通しだ。

 「市場の中では売れないからこっちに来て」。江蘇省無錫市内の農作物市場の近くで15日、記者は男性に手招きされた。市場内では元々、野菜売り場の近くに生きた動物の売り場があったが、既に閉鎖され、壁の張り紙には電話番号が書かれていた。電話をすると、間もなく男性が現れた。

 市場から50メートルほど離れた場所で、生きたハトが1羽45元(約700円)で売られていた。男性によると、地元当局が最近、生きた家畜や野生動物への管理を強め、市場では取引できなくなった。「そのまま市場で売ったら罰金を取られる。仕方なく外でひそかに売っているんだ」と周囲の目を気にしていた。

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