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困窮学生に庄内米500キロ、レトルトカレーも 山形大農学部同窓会が呼びかけ

集まった庄内米を受け取る学生=鶴岡市若葉町の山形大農学部で2020年5月17日、長南里香撮影

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アルバイトなどができず生活に困窮している学生を支援しようと、山形大農学部の同窓会の呼びかけで地元農協や農家らから集まった庄内米約500キロが110人に配布された。学生らは「善意のご飯をもりもり食べて勉強を続けていきたい」と喜んだ。【長南里香】

 配られたのは、県産米主力品種「はえぬき」など3品種計530キロ。1人5キロの米袋に、地元食品会社「丸善食品工業」から寄せられたレトルトカレー5袋付きだ。

 きっかけは、5月初め、同学部の同窓会「鶴窓会」副会長で同大の渡辺一哉准教授(河川環境学)が、担当する2年生のオンライン授業の際に学生から「アルバイトができず収入が減って困っている」などの複数の声が寄せられたことからだった。すぐに学生45人にアンケートを実施すると、半数以上が生活に困窮している結果が出たという。

 食費の足しになればと、主食用米の寄付を同窓会がOBらに呼びかけ、同大ら関係機関も支援に動くと、地元農協や農家約15団体などから計500キロ以上が続々と集まった。

 静岡県出身で、研究職を目指して勉強中の4年生の男子学生(21)は「3月からバイトができず、家賃や生活費は貯金を切り崩して暮らしていた。コメがもらえれば食費が浮くので助かる」と話した。

 同窓会によると、コメの寄付はさらに増えており、配布を希望する学生が他にも100人以上いることから、今後も支援を続けていきたいという。

 同大マネジメント部によると、大学独自で10万円を貸与する支援策を4月末から開始したところ、申し込みが相次ぎ、18日現在で161件に上っているという。「アルバイト先の休業とともに、親の収入減少を受けて仕送りが減って困っているという声も寄せられている」と話している。

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