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介護する人がコロナに感染したら 引き継ぎ情報やケア留意点の記録作成を

日本ケアラー連盟が作成した「ケアラーのバトン」(緊急引き継ぎシート)

 もし自分が新型コロナウイルスに感染したら、誰が面倒をみるのか――。高齢者や障害者、医療的ケア児を在宅で介護する家族は今、こうした不安を抱えている。孤立しがちな介護者を支えようと、ケアの留意点など誰かに引き継ぐことができる内容を記録してもらう取り組みも進んでいる。

 日本ケアラー連盟は3月下旬、新型コロナ感染拡大に伴うケアへの影響について、介護を担う人を対象にアンケートを実施。381人から回答が寄せられた。「あなたが新型コロナに感染した場合、代替策を考えているか」との質問には、「どうしたらよいのかわからない」(52%)、「代わりの人はいない」(51%、いずれも複数回答)と半数超の人が見通しが立たない現状が浮かんだ。

 自由記述欄にも「家族で介護できるのが私一人なのでどうしようもない」「子に発達障害もあり、大変過ぎて別の人に任せられない。親子共倒れ覚悟」などの回答もあった。

 では、介護者が感染した場合、どういう選択肢があるのか。

 東京都はホームページに、「新型コロナウイルス感染症に罹患(りかん)された方へ」というパンフレットを掲載。高齢者や障害者を介護し、ケアを受ける人が1人では在宅での生活を維持できない場合、市区町村を窓口に地域にある「ショートステイ」(短期入所施設)などが利用できる、と記した。

 東京都大田区役所に4月、知的障害のある20代の子と暮らす保護者から「発熱が続き、近くPCR…

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