次々倒れる同胞を凍土に埋葬 収容所で「つるし上げ」…98歳が証言するシベリア抑留の辛酸

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
金井秀雄さん(右)と長男康弘さん=埼玉県志木市で2020年1月16日午後5時19分、牧野宏美撮影
金井秀雄さん(右)と長男康弘さん=埼玉県志木市で2020年1月16日午後5時19分、牧野宏美撮影

 「トウキョウダモイ(これより東京に帰る)」。75年前、ソ連兵にそう言われて乗り込んだ列車が止まったのは、一面雪で覆われた荒野だった。東京都文京区の金井秀雄さん(98)は終戦後の旧満州(現中国東北部)から旧ソ連に連行され、シベリア地域で抑留を経験した一人だ。抑留では約6万人が亡くなり、生きて日本に帰ってきた人も多くが鬼籍に入った。旧満州で目撃した日本人の悲惨な末路、極寒のシベリアで次々に命を落とす同胞を裸にして葬った地獄の日々――。初めてメディアの取材に語った金井さんの重い証言に耳を傾けたい。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

この記事は有料記事です。

残り3642文字(全文3910文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集