「声の新聞」最終号 宮崎「いづみの会」解散 音訳奉仕活動49年 視覚障害者から惜しむ声 /宮崎

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音訳したカセットのダビング作業をする柳田留美子さん(右端)ら
音訳したカセットのダビング作業をする柳田留美子さん(右端)ら

 本や新聞を読み上げて録音し、視覚障害者の元へ届ける音訳ボランティアが高齢化している。そんな中、宮崎市の奉仕団体「宮崎点訳朗読奉仕・いづみの会」が高齢化のため、3月末で49年の活動に幕を下ろした。技術の進歩で合成音声による読み上げソフトが普及する一方、温かみのある肉声で利用者の世界を広げてきた。解散を惜しむ声が広がっている。【田崎春菜】

 「(日本点字図書館付属の)『ふれる博物館』に行きました。目が見えない人にも、名画を楽しんでもらう目的で作られた触れる絵です」。1月下旬、宮崎市生目台の自宅で衛藤美恵子さん(70)がマイクに向かって語り掛けていた。いづみの会の会員で、毎日小学生新聞(毎小)の音訳を約30年間、続けてきた。

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