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新型コロナで苦境に立たされる東日本大震災の伝承活動 「風化の一途をたどるばかり」

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今年2月、津波が襲った海岸を案内する「富岡町3・11を語る会」代表で語り部の青木淑子さん=福島県富岡町仏浜で2020年2月17日、乾達撮影
今年2月、津波が襲った海岸を案内する「富岡町3・11を語る会」代表で語り部の青木淑子さん=福島県富岡町仏浜で2020年2月17日、乾達撮影

 東日本大震災の伝承活動が苦境に立たされている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、震災の伝承に取り組む広域連携団体が3~4月、30の団体・個人にアンケートをしたところ、予約されていたツアーなどのキャンセル数は計302件(9235人)に上った。中には、感染拡大のあおりで活動休止に追い込まれた団体・個人もあった。震災発生から来年3月11日でちょうど10年。関係者からは「震災は風化の一途をたどるばかり」「復興した街の姿を見てほしかった」との声が上がった。【小鍜冶孝志】

 アンケートは、震災の伝承活動をする団体、個人で構成する「3・11メモリアルネットワーク」(宮城県石巻市)が実施した。3月24日~4月7日にウェブで回答を募り、岩手、宮城、福島県を中心に活動する計30の団体・個人が答えた。

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