歩きスマホ防止条例を提案へ 全国初、神奈川・大和市 効果見極め罰則検討

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歩きながらスマートフォンを操作すると、視野が狭くなり周囲への注意が散漫になってしまう=東京都千代田区で2018年5月9日午後1時5分、梅田啓祐撮影
歩きながらスマートフォンを操作すると、視野が狭くなり周囲への注意が散漫になってしまう=東京都千代田区で2018年5月9日午後1時5分、梅田啓祐撮影

 道路や公園で歩きながらスマートフォンや携帯電話を操作する「歩きスマホ」を禁じる条例を神奈川県大和市が6月市議会に提案する。他の歩行者や車と衝突したり、階段から転落したりする事故を防ぐのが狙い。条例案が可決されれば全国初という。違反者に対する罰則は設けていないものの、どのような抑止効果が生まれるか注目が集まりそうだ。

 歩きスマホは、画面を見ながら歩くため、視野が狭まり周囲への注意が甘くなってしまう。事故も起きており、東京消防庁によると、2018年までの5年間に都内で165人が救急搬送された。「ポケモンGO(ゴー)」などの位置情報を使ったゲームや地図アプリの普及も、歩きスマホを生む要因になっている…

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