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母校の思い出をたずねる=福沢光一 /静岡

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 先日、沼津市戸田の戸田港を約40年ぶりに訪ねた。私が都立高校1、2年生の時、3泊4日の臨海教室で2度行った思い出の地。東京から先生、生徒ら100人以上が電車に乗って沼津駅で降り、沼津港から定期船で向かった。1980年当時はまだ戸田村だった。

 到着初日、船着き場から正面約1キロ先の御浜海水浴場の砂浜まで、翌日は湾内を泳いで一周した。クライマックスの3日目は戸田港から全員で外海に出て、約4キロ先の井田海水浴場まで「えんやこーら」と声を掛け合いながら、遠泳を行った。

 今回は車で行き、県道沼津土肥線を走ると、道路沿いの「煌(きら)めきの丘」から「井田」が見えた。さらに進むと、「出逢(であ)い岬」があり、美しい戸田港を一望できた。波打つ駿河湾を見ながら、「よくぞ外海に出て泳いだものだ。怖いもの知らずの若さと先生、仲間のおかげ」としみじみと思った。戸田港の岸壁に立ち、この場から飛び込んだことが信じられなかった。道路を挟み、建物が渡り廊下でつながっているホテルは廃業…

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