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くろしお物語

紀伊・房総/2 江戸時代前の漁業 関西で繁栄、商業化 /和歌山

活気あふれる京都・錦市場の魚屋さん

 全国で本格的な漁業が始まったのは、江戸時代初期からといわれています。それまでの漁業はどうであったかを俯瞰(ふかん)すると、東国と西国では大きな差が見られます。

 奈良、平安時代の朝廷から見ると、東国はへき地で、徴税の対象地ではありましたが、町と言われるほどの大集落はありませんでした。漁も自分の家で食べる分だけ捕れば十分で、余裕があれば近所に分けてあげるという程度であったようです。そのため、商業や運送業の発展の必要はなかったのです。米作農業の発達はそれほどの差がなかったのに、漁業は技術面で全く遅れていたようです。この傾向は室町時代まで続きました。

 西国は京都、日本の中心地として発展してきました。京都は室町幕府の中心地として大商業都市になり、堺は大阪湾に面した海運業の拠点として、京都への物資中継地となりました。そして豊臣秀吉が城を構えた大坂が江戸時代、「天下の台所」として大発展したのです。

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