メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

漆黒を照らす

/96 IS戦闘員にされた少年 心の傷、深く /大阪

 スマホでゲームに熱中する17歳のフアッド君。4カ月前まで、過激派組織イスラム国(IS)の戦闘員だった。イラク北部クルド自治区の彼の元を訪ねたのは昨年秋。ISは6年前、少数宗教のヤズディ教徒が暮らすシンジャル一帯の町や村を次々と襲撃した。イスラム教への改宗を迫り、抵抗や逃亡しようとした住人は殺害、また女性や子どもは拉致された。改宗を受け入れた住民は「奴隷」として別の町に移送された。

 当時12歳のフアッド君は家族と引き離され、隣国シリアの戦闘員養成所へ入れられる。軍事訓練では機関銃やロケット砲の扱いのほか、人の殺し方を徹底的に教え込まれた。さらにISが独自解釈したイスラム教義の学習も課された。ヤズディ教徒から改宗した彼は仲間の戦闘員から同胞として扱われた。

この記事は有料記事です。

残り989文字(全文1320文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 療養ホテル、沖縄は1カ月半「ゼロ」 菅氏が批判、知事は「予想より早く感染者増えた」

  2. ベトナムで感染力強い型のコロナ流行か 首相「拡大防止へ重要な時期」

  3. 4万人までの1万人増は9日間で 初感染者から1万人と比べペース10倍に

  4. 療養ホテル確保数「ゼロ」の沖縄に不快感 菅氏「何回となく促した」

  5. PCR陰性の20代を誤って陽性者の宿泊施設に 福岡市が陳謝

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです