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新型コロナ 共に生きる社会へ 批評家・詩人 若松英輔さん

若松英輔さん

 日本と諸外国との危機対応で決定的に異なっていたのはスピードだ。5月下旬になっても「10万円」も「アベノマスク」も手にできない人がいる。企業が倒産してから給付金が届いても意味がない。国民の痛みや苦しみへの共感が伝わってこない。

 ある所では自粛要請に従わない人々への批判が過熱している。一方的にたたくのではなく、自粛できない理由に潜む問題を見極め、改善されるよう声を上げる方が良いのではないか。自分は正しい、相手が間違っているとの姿勢は、国に置き換えれば、全体主義にほかならない。

 フランシスコ・ローマ教皇は「私たちを今後ひどく襲う危険があるのは、無関心な利己主義というウイルスだ」と語っている。私たちは自らの弱さに向き合い、誰もが「共にある」社会へと変貌できるだろうか。

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