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私たちの日々の生活とは切っても切れないごみ。だが、捨てられたごみの「その先」を考えることは少ない。ごみの常識やごみ行政の「矛盾」を現場から見つめる。

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コロナ自粛 プラ再生利用に暗雲

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2019年5月27日には処理業者の敷地に山積みだったプラスチックごみ=東京都大田区の「東港金属」で
2019年5月27日には処理業者の敷地に山積みだったプラスチックごみ=東京都大田区の「東港金属」で

 <くらしナビ・環境>

 プラスチック資源の有効利用に向け、政府はリサイクル体制の改革を検討する有識者小委員会を設置した。だが、リサイクルを支えてきた業界は新型コロナウイルス感染拡大の影響で衰退の危機に直面している。なぜか。その背景を探った。

 ●企業の排出量が減少

 「1年前から状況は180度変わった」。産業廃棄物の中間処理業者「東港金属」(東京都大田区)の福田隆社長は驚きを隠さない。

 各国のプラスチックごみを「資源」として受け入れ最大の輸入国だった中国は2017年末、輸入を原則禁止した。このため、日本国内では処理しきれず行き場を失ったプラごみが産廃処理業者や焼却業者などの敷地内にあふれた。東港金属の処理施設内でも、リサイクル可能なものを選別後に1メートル角に圧縮したプラの塊が山積みとなった。

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