創業146年の老舗百貨店「中合」福島店が8月末閉店へ 市民から惜しむ声

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8月末での閉館が決まった中合福島店=福島市で2020年5月26日午後4時29分、磯貝映奈撮影
8月末での閉館が決まった中合福島店=福島市で2020年5月26日午後4時29分、磯貝映奈撮影

 福島市の老舗百貨店「中合」は26日、福島駅前の「中合福島店」の営業を8月31日で終了すると発表した。駅前再開発計画に伴い、入居するビルの賃貸借契約が満了するためとしている。ビルは既に解体が決まっており、跡地に複合ビルの建設が予定されているが、再出店の計画はなく、同店閉店後に会社は清算手続きに入るという。

 福島市で記者会見を開いた同社の黒崎浩一社長は、同店が入居している辰巳屋ビル内のホテル「辰巳屋」が昨年8月に閉館した後から、営業終了の時期を模索し始めたと説明。再開発後のビルへの再出店を求める声が客から多数寄せられたが、「百貨店を取り巻く環境は厳しい。再開発の完成にはかなりの時間を要する」として出店を断念した。昨年10月の消費増税、記録的な暖冬、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業などで売り上げが…

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