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次なる脅威は「病院閉鎖」 コロナで一般患者減、経営悪化 日本医師会・横倉義武会長

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インタビューに答える日本医師会の横倉義武会長=東京都文京区で2020年5月20日、西夏生撮影
インタビューに答える日本医師会の横倉義武会長=東京都文京区で2020年5月20日、西夏生撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「緊急事態宣言」は25日、全都道府県で解除された。懸念された医療体制の崩壊を回避して、我々はコロナ禍を乗り越えたのか――2012年から4期にわたり日本医師会トップを務める横倉義武会長(75)を直撃すると、今度は別の、新たな医療崩壊の波が押し寄せる恐れがあるという。

 「米企業のワクチンは来年には使えるようになるでしょう。間に合ってほしいですね」。東京都文京区にある日本医師会の会長室で開口一番、横倉さんはそう言った。米バイオテクノロジー企業「モデルナ」は18日、開発中の新型コロナのワクチンを投与した8人で感染を防ぐ抗体が血液中に作られたとする臨床試験の成果を発表し、7月にも大規模な臨床試験に移行するという。こうした動きが、来年に延期された東京オリンピック・パラリンピックに「間に合ってほしい」と言うのだ。

 先月末の記者会見で「私の意見としては、有効なワクチンが開発されないとオリンピック開催は難しいのではないか」と述べ、波紋を広げた。「私の発言は反響が大きくて」と苦笑いするが、…

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