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私の体はテレビでできている

不条理から生み出す新世界

 <教授・岡室美奈子の私の体はテレビでできている>

 コロナ以降と以前で世界は変わる。緊急事態宣言と外出自粛で、私たちの生活様式は様変わりした。そしておそらく事態が収束しても、私たちの生活は元には戻らないだろう。なぜなら、コロナ禍は私たちにさまざまな気付きをもたらし、価値観の変更を迫っているからだ。

 そんなことを考えさせてくれる秀逸なドラマがあった。NHKの「今だから、新作ドラマ作ってみました」の第3夜「転・コウ・生」(8日放送)である。脚本は森下佳子。柴咲コウ、ムロツヨシ、高橋一生が本人役で出演している。タイトルの「転・コウ・生」は、大林宣彦監督の映画「転校生」(1982年)と、出演者らの名前に掛けているそうだ。「転校生」や新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」(2016年)のように、この…

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