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論点

新型コロナ 「共生」の時代、どう迎えるか

 新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が、全国で解除された。しかし、ワクチンなどの開発にはなお時間を要し、ウイルスとの戦いは長期化しそうだ。「with コロナ」とも言われる新たな段階に突入した今、私たちはどんな社会を目指し、今後どのようにウイルスと共生していくことになるのか。専門家に聞いた。

 私は、東日本大震災被災地の宮城県南三陸町出身で、東北の歴史、稲作史などを研究している。私が、新型コロナウイルスの感染拡大で連想したのは、水俣病や四日市ぜんそくなど高度成長期の公害だった。

 近代社会は、「もっと豊かになりたい」「もっと安全に暮らしたい」という人々の向上心を原動力に、経済成長を実現してきた。しわ寄せは、地方や「弱者」に押し付けて。この構造を「多数の幸せのために、少数者の不利益は仕方がない」という「必要悪」の論理が支えてきた。現在進行形の、福島第1原発事故の問題や気候変動問題もそうだ。

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