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キャンパスライフ・就活は幻になるのか 新型コロナが大学生にもたらす不安と困窮

大学から送られてきた資料を手に「早く普通の大学生活を送りたい」と話す1年の学生=京都市北区で2020年5月23日午後2時15分、村松洋撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で大学の休校が続き、入学したばかりの1年生が困惑を強めている。緊急事態宣言は25日に全面解除され、大学でクラスター(感染者集団)が発生した京都府も28日から休業要請を解除したが、当面はオンライン授業を継続する大学が多い。首都圏で待機を続ける学生がいれば、逆に首都圏へ移れず関西で足止めの学生も。憧れのキャンパスライフを送れぬ不満と、アルバイト先が見つからず生活に困るのではとの不安が重なる。

「一度もキャンパスに足を踏み入れていない」

 「大切な時間を奪われている」。神奈川県出身で京都市の立命館大に入学した男子学生(18)が語る。大学は3月31日と4月1日にオリエンテーションで訪れただけだ。学校再開の見通しが立たず、神奈川の実家で過ごす。高校の頃から政治やビジネスに興味があり、全国的に注目されている関西で若者の政治参加について学んだり、起業家との人脈を深めたりしたかったが、かなわないままだ。

 1人暮らしを始めるのに懸念もある。親に負担をかけないよう、アパートの家賃の一部以外はアルバイトで賄おうと決めている。だが、飲食店などへの休業要請は解除されたとはいえ、すぐに求人が増えるとは思えない。今年度は休学し、来春から「再スタート」することも一時は考えた。

 今は学校再開を待ち望むが、時期が早過ぎると1人暮らしの家具などをそろえる出費が重く、アルバイトを見つけるのが間に合わない恐れもある。「これからの時間…

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