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JR九州、利用客少ない路線の収支発表 人口減背景に17区間すべて赤字

JR吉都線を走る列車=宮崎県小林市で2018年7月、石田宗久撮影

 JR九州は27日、在来線のうち利用客の少ない12路線・17区間の2018年度の収支を初めて公表した。17区間すべてが赤字で、赤字額は計約56億円。人口減少を背景にローカル線が構造的な赤字に陥っていることが浮き彫りとなった。JR九州は赤字路線の周辺自治体と協議会を設置、路線の将来について協議を始めたことも明らかにしており、厳しい現状を示すことで議論の材料としたい考えだ。

 収支は、営業収益から人件費や動力費などの経費を差し引いて算出した。赤字額が最大だったのは、日豊線佐伯(大分県佐伯市)―延岡(宮崎県延岡市)間58・4キロの6億7400万円。東九州の基幹路線として特急の本数が多く、経費がかかるのが主な理由という。このほか、肥薩線や日南線など南九州の路線で赤字が目立った。

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