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日々是・感劇

21世紀の「大押出し」

文化芸術への支援を訴える渡辺えり(中央)

 <このたびの出水は、例年にはない大規模なものであります。鉱毒の被害もまた甚大であります。もうこれ以上の我慢はならない>

 1962年に初演された宮本研の「明治の柩(ひつぎ)」は田中正造と足尾銅山鉱毒事件を題材にした議論劇だ。鉱毒被害に苦しむ谷中村(劇中では旗中村)村民は、政府に救済を求めて決死の大押出(おしだ)し(陳情)という手段に訴える。

 明治の「鉱毒の被害」は、現代の「コロナ禍によるダメージ」に読み換えられるだろうか。大規模イベント自粛要請から3カ月。演劇のみならず、映画のミニシアター、音楽のライブハウスやクラブといった文化芸術を支える基盤が存続困難な状況にある。

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