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「五輪来日客運ぶのが夢」コロナ禍で解雇、中国人バス運転手 失意の日々も誇りを胸に

バス運転手への再就職を願う松下子禧さん=名古屋市港区で2020年5月17日午後4時6分、井口慎太郎撮影

 東京オリンピック・パラリンピックの来日客を乗せることを心待ちにしていた中国人の男性バス運転手が3月上旬、新型コロナウイルスの影響で職を失った。バス運転手の再就職口はなく、別の職探しもためらっている。「もう一度、観光客を乗せて走りたい」。男性は生活苦のなか、ささやかな夢を捨てきれずにいる。

 「観光バスの運転手の仕事の中で、運転は3割だけなんですよ」。名古屋市港区の元観光バス運転手、松下子禧(しき)さん(55)は誇らしげに語った。

 外国人客の日本観光への期待はさまざまだ。雪を見るのを楽しみにする温暖な国の人、皇居の歴史に興味を持つ人。ガイドブック程度の知識しか持っていない外国人も多く、運転手も一人一人の関心に応えていかなければならない。図書館に通って幅広い知識と日本語の語彙(ごい)を身につけた。「来日客の満足そうな顔を見ると、日本に来て良かったなと心から思えました」

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