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記者の目

吃音の自助団体設立に関わって 多くの人が楽になれるよう=佐々木雅彦(高松支局)

NHK高松放送局の取材を受ける香川言友会の設立中心メンバーら=高松市で3月8日、同会提供

 どもって思うように話せない香川県内の吃音(きつおん)者6人が4月1日、自助団体「香川言友(げんゆう)会」を設立した。私もその一人。症状は比較的軽いが、かつてからかわれたこともある。記者になって30年、高松支局長として赴任するまで吃音を取材することも、自助団体に入ることも避けてきた。触れると症状がぶり返しそうで怖かったからだ。だが、改めて吃音と向き合う人たちと接し、当事者としても心境が変わった。

 会設立までの経緯を2019年12月から本紙香川面で連載した。互いの思いや悩みを共有することで、一歩を踏みだせるきっかけになるかもしれない。タイトルの「分かち合える場を」に願いを込めた。

 吃音は特定の言葉を出しづらかったり、出せなかったりする言語障害。100人に1人が持つとされ、治療法は確立されていない。連発(ぼぼぼくは)、伸発(ぼ―――くは)、難発(………ぼくは)の症状がある。奇異の目で見られ、社会に適応できなくなる人も少なくない。

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