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「魂が抜けてしまったような子も」教員ら懸念 休校後を考えるウェブ座談会

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ウェブ上で意見を交わした教師座談会の様子。前が竹内和雄・兵庫県立大准教授=2020年5月22日(画像の一部を加工しています)
ウェブ上で意見を交わした教師座談会の様子。前が竹内和雄・兵庫県立大准教授=2020年5月22日(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校は約3カ月間に及んだ。この「空白期間」は子どもたちにどんな影響を残すのか。兵庫県立大の竹内和雄准教授(生徒指導論)をコーディネーターに、大阪と兵庫の公立小中高校の教員たちが、ネット座談会で子どもたちと学校の現状と今後について語った。【構成・柳澤一男】

 ――休校に伴う子どもたちの様子は。

 兵庫県立高校教諭Aさん(40) 生徒とほとんど接することなく月日がたった。生徒とはオンラインの学習動画配信サービス「スタディサプリ」のメッセージ機能を通してやりとりをしているだけなので、どう過ごしているのか把握できていない。教材の動画を何時に見たのか記録から分かるが、午前2時や3時といった夜中も多く、昼夜が逆転しているケースもあったようだ。

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