アルバムの冒頭からギラギラとしたドラムとエレキギターが威勢よく響く。こんな「シング・シング・シング」は初めて。耳になじみのある名曲が、自分の可能性はまだまだと挑発しているようにさえ聞こえる。それはどの曲にも共通している。ミュージカル俳優として「レ・ミゼラブル」や「美女と野獣」などに出演してきた中井智彦の新作「I LIVE MUSICAL!」は、選曲こそ王道の名曲だけれど、編曲が斬新で、ジャズ風の曲であってもどこかにロックの影響が潜んでいる。
「基本的にバンドサウンド好きだと思います。選んだ10曲は、もともとオーケストレーションが重厚な曲が多く、それをバンドスタイルにどう変換し、極限まで高めていくかが今回の挑戦でしたね」
この記事は有料記事です。
残り743文字(全文1057文字)
毎時01分更新
菅義偉首相の言葉が相変わらず響いてこない。新型コロナウイル…
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり」需要の高まり…
1月22日に発効する核兵器禁止条約について、アニメーション…