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オリンピック参加メダル 選手ら友情の証し /愛知

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1998年冬季五輪長野大会の参加メダル=中京大スポーツミュージアム蔵
1998年冬季五輪長野大会の参加メダル=中京大スポーツミュージアム蔵

 オリンピックのメダルといえば、だれもが金・銀・銅メダルを思い浮かべるだろう。だが、ほとんど注目されていないメダルがもう一つある。選手全員が手にすることができる「参加メダル」だ。

 参加賞ともいえるこのメダルには、近代オリンピックの創始者ピエール・ド・クーベルタンが描いた五輪の理想が映し出されている。クーベルタンは、約2800年前から1200年間続いた古代ギリシャのオリンピア競技会を近代に復活させた。スポーツによって心身を鍛えたあらゆる国や地域の若者が、大会を通じて友情を育むことで実現できる、平和な世界を目指したのだ。この理念は「オリンピズム」と呼ばれる。

 オリンピックで出会い、フェアに競い、互いを認め合った選手たちは、みな、同じメダルを手にそれぞれの故郷に帰る。参加メダルは、オリンピズムの象徴、友情の証しなのだ。これは、大会を運営した役員や国際オリンピック委員会(IOC)のメンバーにも与えられる。

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