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新型コロナ 終息願い、大仏清掃 スペイン風邪、現代に重ね 伊根 /京都

丹後大仏の周りで除草作業に励む参加者たち=伊根町本坂で2020年5月29日午後1時43分、松野和生撮影

 伊根町本坂の山中に建ち、大正時代に国内でも流行したスペイン風邪の逸話を伝える「丹後大仏」で29日、周辺の一斉清掃があった。約100年を経て再び襲った新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を願い、ボランティアの町民ら約30人が除草などの作業に汗を流した。【松野和生】

 丹後大仏は、周辺地区名にちなんで筒川大仏とも呼ばれる。石造りの阿弥陀(あみだ)如来坐(ざ)像で、高さは台座を含めて約4メートル。丹後地域では最大級の大仏とされる。

 町史などによると、1919(大正8)年1月、当時付近にあった筒川製糸工場の従業員ら116人が、慰労の観光旅行で訪れた東京でスペイン風邪にかかり、帰郷後にうち13人が死亡。住民を含めて犠牲者は42人を数えた。その供養のために同年4月、神奈川県の鎌倉の大仏にならって青銅製の坐像を建立。戦争末期には金属類の回収令によって像も供出されたため、45(昭和20)年4月に現在の姿で再建された。敷地内に建つ招魂…

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