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(光文社古典新訳文庫・924円)
一九世紀ドイツの作家シュトルム
(一八一七―一八八八)の作品集。「三色すみれ」は老学者の後妻と先妻の娘のかかわりを、「人形使いの
ポーレ」は、旅芸人一家とのふれあいを繊細に描く。一八四九年に書かれた「みずうみ」は、近代ドイツ文学屈指の名品。老人が若き日を回想する型式。幼なじみのラインハルトと、エリーザベト。いつもいっしょに森や野原を歩く。それからもずっと仲良しだったのに、二…
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