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東大アメフト部、活動休止 試練の時、決めた覚悟 唐松主将「全て責任負う」/森HC「視野広げる好機」

2月、日本代表の練習に参加した唐松=黒川優撮影

 活動休止から1カ月半が過ぎていた。5月9日夜、東大アメリカンフットボール部主将、唐松星悦(からまつ・しんえ、21歳)=文学部4年=は横浜市の自宅で鬱屈していた。新型コロナウイルスという見えない敵との闘いは長期化を余儀なくされ、現役東大生として初めて日本代表にも選ばれた185センチ、125キロの屈強な肉体はエネルギーを持て余していた。ライバル校も置かれた環境に差はないが、チーム力の地盤を固めるこの時期に動けない状況は「挑戦者」により重くのしかかる。約130人の部員たちの不安げな顔が浮かぶと、じっとしていられなくなり、スマートフォンを手にメッセージを打った。「秋に勝てる状態にするため、逆算して、やるべきことにこだわろう」

 一方、就任4年目の森清之(きよゆき)ヘッドコーチ(HC、55歳)は、この試練をチームの成長の好機と見ていた。京大時代に、大学日本一を決める「毎日甲子園ボウル」、社会人王者と日本一を争う「ライスボウル」を2連覇し、指導者としても社会人Xリーグの鹿島(現LIXIL)のHCとしてライスボウルを制覇。2度の世界選手権で日本代表HCも務めた、今や国内トップの指導者だ。東大OBらの熱望で招かれて以来、肉体と…

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