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オンライン授業「復習しやすい」けど「集中続かない」 岡山大生が実態調査

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県内の大学のオンライン授業の実態を調査した岡山大4年の末永光さん=岡山市北区表町で2020年5月19日午後2時48分、松室花実撮影
県内の大学のオンライン授業の実態を調査した岡山大4年の末永光さん=岡山市北区表町で2020年5月19日午後2時48分、松室花実撮影

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、岡山県内のほとんどの大学でオンライン授業が導入された。従来とは違う授業形態を学生たちはどう受け止めているのか。岡山大4年の末永光さん(21)が、県内17の大学に通う学生にオンライン授業の実態を調査すると、学生の生の声から利点や課題が浮かび上がってきた。

 末永さんは、「新入生は大学の雰囲気も分からないままオンライン授業を受けている。後輩たちがどんな状況なのか問題提起できたら」と4月中旬から友人などに声をかけ、オンライン授業の「良いと感じる点」、「悪いと感じる点」のアンケートをメッセージアプリを使って実施。文章投稿サイト「note(ノート)」に結果を投稿した。

 アンケートによると、オンライン授業は主に、講義の生配信を受けるライブ形式、あらかじめ撮影された講義を視聴する録画形式、講義資料が配布される自習形式の3種類。使われるツールはウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」や無料通信アプリ「LINE(ライン)」など。形式やツールは授業によって異なる場合が多く、「大学ごとの違いよりも教員によって特色が出てくることが分かった」という。

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