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「石綿工場あったこと知らない人も」被害者埋もれている恐れ 住民3割が吸入

吹き付けられた石綿=東京労働安全衛生センター提供

 過去にアスベスト(石綿)を扱う工場などがあった地域住民の健康状態を観察するため環境省が2015年度から行っている調査で、検査希望者の3割以上から、胸膜プラークなど石綿を吸い込んだ人にみられる所見が認められた。これらの所見が必ずしも中皮腫や肺がんなど石綿関連疾患につながるわけではないが、「3割以上」という数字を過小評価すべきではない。

 05年、兵庫県尼崎市の旧クボタ神崎工場周辺で住民の中皮腫発症が明らかになって以降、環境省は石綿を扱う工場などから周辺に飛散した石綿の健康影響調査を続けてきた。だが、各地で健康被害が表面化した後も、中皮腫の診断がつかなければ石綿が飛散する環境にいた自覚のない人は多く、自治体も発症者が出なければ積極的に動かない傾向がある…

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