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新型コロナ スダチ、近江牛、明石鯛…値崩れ止まらず 地域ブランド悲鳴

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ハウス栽培のスダチを収穫し「他のスダチ農家もみんな苦しんでいる」と話す久禮羽哲さん=徳島県阿南市で2020年5月、国本ようこ撮影
ハウス栽培のスダチを収穫し「他のスダチ農家もみんな苦しんでいる」と話す久禮羽哲さん=徳島県阿南市で2020年5月、国本ようこ撮影

 新型コロナウイルスの影響で、地域ブランドも苦境に立たされている。料亭や和食店、旅館などの休業や営業時間短縮が長引き、外出自粛要請もあり需要が激減。全国で緊急事態宣言は解除されたが価格は下がったままで、関係者は頭を抱える。

 刺し身や焼き魚に添えるスダチ。高級料亭などで使われるハウス栽培は緊急事態宣言発令後、大きく値崩れした。徳島県のJAアグリあなん(同県阿南市)によると、料亭などに卸す「赤秀(あかしゅう)」と呼ばれる規格の下落が特に顕著という。赤秀は、1年前の2019年4月20日には1キロあたり2041円だったが、今年4月20日には同761円に。5月には、650円を割り込んだ。

 温室で約500本のスダチを育てる農家の久禮羽(くれは)哲(さとし)さん(58)=同県阿南市新野町=は「親の代から40年続けているが、ここまで極端な値崩れは初めて。貯金を取り崩して栽培を続けるしかない」とうつむく。

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