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教育の森

新型コロナ 学校の生活様式変更模索

教職員が設置した手作りのビニールシート=愛媛県四国中央市の市立松柏小学校で5月14日、松柏小提供

 <kyoiku no mori>

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、小中学校や高校などで授業が本格的に始まることになったが、学校では子どもたちが集まって行動を共にする場面は数多くある。学校で「新しい生活様式」をどう実践するのか。試行錯誤を続ける現場を追った。【田中理知】

 文部科学省が5月22日に公表したガイドラインは、地域の感染状況によってレベルを3段階に分けた上で、子ども同士が保つべき身体的距離や授業、部活動の実施方法などを示している。特に「長時間近距離で対面形式となるグループワーク」や「密集する運動」などはリスクが高いとされ、最も低いレベル1でも十分な感染対策をとるよう求めている。

 愛媛県の四国中央市立松柏小学校では5月11日からの分散登校開始に合わせ、教職員が手作りで感染防止策を講じた。飛沫(ひまつ)防止のビニールシートを各教室の教卓前に設置するためビニールひもを教室の端から端まで張り、テープを使ってシートをつるした。カーテンのように教職員が立つ位置に移動できる可動式だ。教職員が給食の配膳時などに使うフェースシールドも、下敷きやサンバイザーの縁などを使って作った。

 だが、授業が始まると、教卓前のシートは子どもたちから「黒板が見えにくい」と不評だった。黒板に書かれた文字が見えにくくなってしまうからだ。「必要に応じて使えばいいと思う。フェースシールドやシートは原則、給食の配膳や個別指導の時に活用する」(高橋仁校長)。市立学校は5月25日から通常授業が始まった。市教委も「やってみないと分からない部分がある。やりやすい方法を検討していきたい」と話す。

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