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やっぱり新型コロナ危険因子だった喫煙、肥満 「足の赤いあざ」が示す感染の疑い

新型コロナウイルス感染症の重症患者を治療する聖マリアンナ医科大病院。集中治療室横のナースステーションには患者を監視する大型テレビモニターが置かれ、医師はパソコンで胸部の画像を確認していた=川崎市宮前区で2020年4月30日午前10時18分、佐々木順一撮影(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルス感染症の重症化や、感染に伴う容体悪化の仕組みが、国内外で蓄積された膨大な患者のデータから徐々に明らかになってきた。「血栓」「サイトカインストーム」「危険因子」という三つのキーワードからそのメカニズムを解き明かす。【柳楽未来、渡辺諒、岩崎歩】

 「感染者は体の中に血栓(血液の小さな塊)ができやすい印象がある」

 新型コロナに感染した重症患者の治療に当たる聖マリアンナ医科大病院・救命救急センター(川崎市)の森澤健一郎・副センター長はこう語る。

 この病院ではこれまでに、血栓が原因とみられる心筋梗塞(こうそく)を併発した新型コロナ患者がいた。点滴の管や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」のフィルターに血栓が付着する問題も起きているという。

 新型コロナ患者の体内で血栓ができ、容体が悪化する例が国内外で相次いで報告されている。新型コロナ感染症は当初「新型肺炎」と呼ばれた通り、重い肺炎症状ばかりが注目された。だが、血栓で血管が詰まると、肺だけでなく心臓や脳などさまざまな部位に障害が生じ、最悪の場合、死を招く恐れがある。

 オランダの医師らが4月に欧州医学専門誌で発表した論文によると、同国で集中治療室(ICU)に入院した184人の患者を分析したところ、31%の患者に血栓に伴う合併症が確認されたという。このうち81%が…

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