新型コロナウイルスの影響で外出機会が激減したシニア世代(高齢者)の社会的孤立を防ぎ、健康維持にもつなげるため、シニアがスマートフォン(スマホ)やタブレットなど携帯端末を活用して自宅から地域活動に参加できる「オンラインサロン」を開設する取り組みが、茨城県つくば市近郊で始まった。これまで対面で行ってきた人と人とのふれあいを、オンラインに置き換える土台を築くことで、感染の第2波、第3波に備える試みだ。
市民活動団体「UDワーク」(つくば市)が5月からクラウドファンディング(CF)を行い、約120万円の出資金を集めた。作業療法士で法政大地域研究センター研究員でもある前田亮一代表(44)によると、資金を貸し出し用端末の購入費や活動の運営費に充てるという。
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